2013年9月12日木曜日

「勝つために」(3)

正をもって合し、奇をもって勝つ

小さな力で大きな仕事をするには、正奇の努力を併用することが大切である。

強敵を倒すには、正面からぶつかるばかりではなく、奇襲をうまく使って勝つ。

しかし、奇ばかり考えていては、「策士策におぼれる」ことになる。

バスケに例えれば、はじめは正攻法で戦い、状況の変化に適応した奇襲(オフェンス・ディフェンス)を仕掛けて、一気に主導権をこちらに傾けて勝つ。

コーチの正と奇の使い分けで、大きな勝利を得ることができる。

−鳥居雅夫− 参考「兵法」大橋武夫