2013年9月9日月曜日

「勝つために」(2)

寡をもって衆を破る

大は小より強い。

しかし、大兵を集めなければ絶対に勝てないか?と言えば必ずしもそうでもない。多数(衆)には、仲間に頼り過ぎ、小回りが利かない欠点もある。

だから、小が大に勝つ戦術は局所優勢主義。

バスケのゲームにあてはめれば、「相手の弱点を集中的につく」「勝敗を決める場面にこちらの戦力を集中的に投入する」「ファウルアウトなど、相手戦力が勝敗を決める場面に集中できない状況をつくり出す」など、小ならではの戦術もある。

まさに、ベンチワークの真骨頂と言える。

−鳥居雅夫− 参考「兵法」大橋武夫